日本人のために開発されたevoTOUCH Jはワイドラストが採用されています。
前足部はゆったりの設計になっていて、ストレスなく足入れすることができ、また、内側のエアメッシュは柔らかくて足あたりがとてもいいです。

ご自身で足幅が広いと感じられているお客様には、是非足入れを試していただきたいですね。

足首周りは逆にスリムな設計になっています。
特徴的な設計のかかと部分には人工スウェードの内張りが採用されていて、足ブレが抑制されているため高いホールド性と安定性が感じられます。

フィット感に関して、ゆったりで履きたい僕みたいなタイプには本当に抜群に良いので、まずはご来店いただいて手に取って試していただきたいです。

evoTOUCH Jは“PRO”も、その下のモデルの“1”と“2”もアッパーに天然皮革のカンガルーレザーが採用されてます。
やはり柔らかいフィット感を求められるお客様にはカンガルーレザーをおすすめすることが多いです。

このevoTOUCH Jで採用されているカンガルーレザーは、とても柔らかくて薄い素材なので、足の指の動きまでボールに伝わる感覚です。

この動画を良く見ていただくと、インサイドでボールを中に持ってくる時に、足の親指を使って巻き込んでいるのが分かると思います。
この感覚は薄く柔らかく、さらにノンステッチが採用された、最高のカンガルーレザーならではのものですね。

動画では、振り切らずに地面にえぐり込むようなキックを試していますが、いずれのキックをする場合もかかと部分の足ブレがないのが好印象でした。
安定性は他のシューズと比べてもかなり高いです。

あとはやっぱりアッパー部分のタッチ感が抜群に良いですね。
ボールにダイレクトに力が伝わるので、微妙な強弱のコントロールがやりやすいです。

トラップに関しても、柔らかくボールを止めたい時に特に高いパフォーマンスを感じます。
繊細なタッチを得意とするテクニシャンなどにはすごくフィットするシューズですね。

激しいターンなどの動きをすると、屈曲したり、反ったり、足は細かく色んな形状に変化します。
その色々な形状に変化する足に、しなやかなカンガルーレザーが沿うように馴染んでいるのが動画から見てとれると思います。

僕も過去に着用したスパイクで、固く足に馴染まないアッパーでは、たわみが出てしまい、その部分で足を傷つけたこともありましたが、このevoTOUCH Jではまったく痛い部分などはなく、安心感を持ってプレーすることができました。

さらに、エクスターナルヒールカウンターがかかとをしっかりホールドして横ブレを抑制してくれるので、靴の中で足が無駄な動きをせず、ダイレクトに力が地面に伝わり、素早いターンが可能になります。
アジリティーに自信がある選手の方にも自信を持っておすすめできるスパイクです。