@桐光学園高校 2023.5.28 Sun.
サッカーショップKAMOがNIKEと共に立ち上げた『Nike FC presented by Soccer Shop KAMO』の活動の第二回として訪れた桐光学園高等学校。
生徒たちの笑顔と活気に満ちあふれた講義の様子を写真・動画とともに掲載しております。
『Nike FC presented by Soccer Shop KAMO』の活動第二回目は、多くのJリーガーを輩出していることで知られる、桐光学園高等学校を訪れた。
寄贈のユニフォームや校舎に飾られたトロフィーからは、創部以来の歴史と強豪校の雰囲気が伝わってくる。
MERCURIAL SPEED ACADEMY
KICK OFFのホイッスルが吹かれる。
今日、選手たちのピッチはここからスタートだ。
オフピッチでは、「元HONDA F1チーム マネージングディレクター/MASAコンサルティング・コミュニケーションズ代表」山本氏の、HONDAでの経歴や0.001秒を争うF1の世界にいたらこそ見える、スピードと勝利の関係性について講義が行われた。
講義開始直後は、F1とサッカーにどんな共通点があるの?という選手たちの空気も一変。
普段目にすることのないF1の世界に引き込みながら、モータースポーツとサッカーの共通点“ギアのテクノロジー”について「製品・個の技術・チームワーク・思考」に細分化し目標達成への道筋を説いた。
講義の後は「勝利に向けて何ができるか」というお題でワークショップを実施。
講義での考え方を取り入れながら、出題されたお題に各チーム独自性あふれる発表が行われた。
中でも、ポジティブな声かけやコミュニケーションはどこのチームも重要と答え、選手たちの共通認識として日々実践していることが伺えた。
オフピッチの最後は記念写真。
選手達の笑顔は講義の楽しさが伝わった何よりの証拠。
MERCURIAL SPEED ACADEMYオンピッチスタート。
瞬間的スピードの持ち主と言われている大黒氏。
1秒でも早さを引き出すための攻め方や体勢の角度、視野の取り方を実践をもって伝授。
練習中に何人もの選手たちが上達を見せ、素直に吸収しようとする前向きな姿勢がひしひしと伝わってきた。
また教えたことに囚われず、「練習だから好きにやっていいよ」といった大黒氏の声かけが、選手たちの独自性と挑戦心をより引き立たせた。
実践練習を終え、大黒氏への質疑応答では、ゴール付近でシュートを狙う際の質問が目立った。
ディフェンスから抜け出すには、ターンした際に軸がぶれないようゴール前でフリーになること。
そして「キーパーやゴールを見ず、取られにくい逆サイドを狙うことで、キーパーが弾いた場合も次の人がカバーしてくれる。」という次の動きも指導。
クロスからボールを受けシュートまで持っていくタイミングについては、ボールを蹴った瞬間にスタートし、ディフェンスがボールに目がいく数秒を利用してクロス幅をうまく活用することを伝授。
選手たちは、即実践に生かせる大黒氏の説明に、晴々とした納得の表情だった。
今回のMERCURIAL SPEED ACADEMYを通し、“ギアのテクノロジー”に焦点を当てたオフピッチ、オンピッチで、スピードやプレーの技術向上に向け貢献することは勿論、今後選手たちが更にサッカーの楽しさを見出すきっかけになればと思う。
次回の『Nike FC presented by Soccer Shop KAMO』も期待が高まる。
桐光学園高等学校サッカー部は、先日開催された令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川県予選において、15得点0失点で優勝の成績を残した。
今回の功績は、選手たちが日々積み重ねてきた努力の賜物であることは間違いない。
『Nike FC presented by SOCCER SHOP KAMO』の我々の活動もより一層身が入る。