サッカー以外でも糧となる講義

ー今回の“PHANTOM LUNA CREATOR ACADEMY”は、1限目が座学のオフピッチで2限目が実技のオンピッチでした。まずは、三浦さんが登壇されたオフピッチについて感想をお伺いできればと思います。

梅原： 普段から座学を行うこと自体はあるのですが、“教員”の私ではなく“クリエイティブディレクター”の三浦さんに教鞭を執っていただいた経験と内容は、今後の部員たちにとってサッカー以外でも糧となるはずです。
講義全体が参考になりましたが、大勢を前に自分の意見を自由に発言することの重要性を改めて教えていただき、これはピッチ上でのプレーのコミュニケーションにも繋がることだと思いましたね。

個人的には、クリエイティブというと常識にとらわれないことをイメージしがちだったので、「他者への想像力を持とう」という言葉にはグッときました。

外見から中身を変えるマインド

ー【PHANTOM LUNA】を着用した部員の方々のプレーは、普段のスパイク時との違いが見て取れましたか？

梅原： 私の経験上の話になってしまうのですが、派手なスパイクを履いている選手は、そのチームのキープレーヤーや自分に自信のある場合が多い印象です。今日はいつも控えめなプレーをする部員も、どこか堂々としていたような気がしました。
なので、外見から中身を変えていくようなマインドで、プレーに自信を付けたい選手こそ履くのが良いのかなと思いましたね。あと、女性選手はサイズの問題で履くスパイクが限られることが多いので、喜んでいる部員たちは多かったです。