メディアセッションとQ&Aの様子
パリ・サンジェルマンFC マルキーニョス選手、マルコ・ヴェラッティ選手、ワレン・ザイール=エメリ選手、ダニーロ・ペレイラ選手、プレスネル・キンペンベ選手、ヴィティーニャ選手。

Q. 日本ツアーでは食事も楽しまれたと思いますが、
楽しんだ日本食や文化、日本のファンの印象などをお聞かせ下さい。

【マルキーニョス選手】
昨年に続いて2度目の来日を大変嬉しく思います。
新しい文化を知ること、日本でPSGの人気が上がっていることも分かり、
ファンとは同じ時間と情熱を分かち合うことができるので、スポーツ文化が生まれていくことと同様の喜びを感じています。

昨日ホテルで食べたご飯がとても美味しかったので料理名を聞いたのですが忘れてしまいました。(笑)

【ダニーロ選手】
日本は本当に綺麗な国でとても興味深い文化があり、私にとっては特別な国です。
みなさんの温かいお出迎えも嬉しく感謝しています。

昨日も食べたお寿司が大好きです。

Q. 日本サッカーや日本代表の選手についての印象を教えてください。

【ヴェラッティ選手】
日本代表はW杯でも躍進しており、ヨーロッパのクラブで活躍している素晴らしい選手がたくさんいます。
日本サッカーの裾野が広がっている印象もありますので、みなさんの力でさらに伸びていけば素晴らしいと思っています。

【ヴィティーニャ選手】
日本人選手はどんどんクオリティが高くなっていて、とても良い選手がたくさんいますので、日本サッカーも好印象です。
ジャパンツアーではセレッソ大阪と対戦しましたが、チームワークが良く崩すのが非常に難しいチームでした。

Q. 当イベントは13歳から18歳の男女の子供達がミックスで練習を行うコンセプトですが、当イベントの感想を教えてください。

【キンペンベ選手】
一番大事なことは、練習時にスポーツに対するリスペクトを無くさないこと、自分の人生に価値を感じることです。
帰ってこない青春時代には、楽しみながら練習をすることが後に続くキャリアの基礎をつくると思いますので、 試合も練習も精一杯頑張ってほしいと思います。

【エメリ選手】
モチベーションを高く保つこと、楽しみながら練習をすることに尽きると思います。

Q. 今回のようなプロ選手と交流する機会やイベントを体験したことがありますか?

【ダニーロ選手】
国際的な交流はそれぞれが幼少期を過ごしたクラブチームによると思いますが、 今回のジャパンツアーのように直接ファンの方と触れ合える機会は、私達にとって大変嬉しいことだと思っています。

Q. ナイキのスパイクのどのようなところが好きか?
また、ナイキのイノベーションやスタイル、イメージについて教えてください。

【ヴェラッティ選手】
ナイキのシューズは素晴らしい品質で私の足にはぴったりとフィットしているので、スポンサーになっていただきナイキのスパイクを履けることは非常に幸運なことだと思っています。
あと、ナイキのテニスシューズもお気に入りです。(笑)

Q. 以前は守備的なMFとしてもプレーしていました。
DFだけでなく、一つ前でもプレーしたことで選手として成長した部分は?

【マルキーニョス選手】
サッカーにおいて大事なものはチームであり、自分がどのポジションでどういった役割を果たすかを常に考えることがとても重要です。
そのための技術を磨いて集中することが、常にモチベーションを保ち高いクオリティでプレーするための成功の鍵だと思います。
練習と試合で同じメンタリティをキープして、試合で全力を発揮することは自分自身も心がけており若い選手達にも伝えたいです。
監督・コーチも成長のためにアドバイスをくれますから、そこからも学んで頑張ってほしいと思います。

[参加校選手達からの質問]
Q. スパイクを選ぶ時の基準はなんですか?

【マルキーニョス選手】
しっかりと試着をすることが大事です。
スパイクは選手にとって本当に大切なものですので、まずは自分の足型にぴったり合うかどうか、
そして長時間の練習や本番の試合でもフィットした状態を維持できるかどうかまでをしっかり考えて試着してみてください。

[参加校選手達からの質問]
Q. 試合前に取り組んでいるルーティンはありますか?

【マルキーニョス選手】
すごくいい質問です。
アマチュアもプロも一緒だと思いますが、基本は毎日の練習です。
プロになれば多くのルールを厳しく自分に課し、やらなくてはいけないことだけではなくやってはいけないこともたくさんあります。
一番大事なことはよく食べてよく寝ること、コンディションが良いと自分が感じる状態で試合に臨むことです。

[参加校選手達からの質問]
Q. 中学生の頃にやっていたトレーニングは何ですか?

【キンペンベ選手】
私が12歳から15歳の頃は週に何回か練習をして、みんなで楽しみながら水曜日の午後に試合するという過ごし方で、それが自分の基礎となっています。

【ヴェラッティ選手】
私が中学生の頃は生まれた街のチームでプレーしていて、サッカーが楽しいという純粋な気持ち、練習が終わったら家に帰ってご飯だぞという気持ちでした。
それが自分の気持ちの上での基礎になっていると思っています。
17、18歳の高校生になると要求されるものも厳しくなりますので、中学生時代はサッカーを思いっきり楽しんでください。

【エメリ選手】
私も友達と遊ぶ感覚がまだ強かったと思います。
成長するための練習が好きな人は練習に力を入れ、サッカーが楽しいと思えればそれだけでも良い年代だと思っています。

【ヴィティーニャ選手】
私も他の選手と同意見で、高校生になると全てが大変になってきますので、 中学生時代はサッカーを楽しいと思いつつ、この後厳しくなるという気持ちの準備をしておくと良いかもしれません。