

前回の『PHANTOM FREAKS』から少し趣向を変え、今回はサッカーショップKAMOのスタッフに、なぜナイキマーキュリアルを愛用しているのかを聞いてきました。


高清水 稔大Takashimizu Jinta(22)
サッカーショップKAMO 渋谷店スタッフ
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MERCURIALとの出会い
ー本日はよろしくお願いします。
高清水さんはサッカーショップKAMOで勤務している傍ら、休日にはプレイヤーとしてサッカーに打ち込んでいると聞きました。
学生時代から継続してマーキュリアルを愛用しているそうですが、着用するきっかけなどを教えてもらえますか?僕は色々なメーカーのスピードスタイルのスパイクを中心に着用していました。
自分が目指すプレースタイルに合う「マーキュリアル」は元々気になっていたところ、世界のトップレベルのサッカー選手の着用率がNo.1だという情報に触れ、「これは絶対に履かないといけない」と思い、履き始めました。
僕の世代だとC・ロナウド選手やムバッペ選手などの足が速いプレイヤーが着用していて憧れもありました。
以前は他メーカーのスパイクを併用していた時期もありましたが、「ヴェイパー 14」にモデルチェンジをしてからはずっとマーキュリアルを愛用しています。
マーキュリアルは「ソールが柔らかく、クッション性がある」のが特徴だと感じています。
その特徴からか走っていてすごく楽で疲れる感じもありません。ドリブルやキックの際のボールタッチもボールの滑りにくさも、僕がこうあって欲しいという感覚にぴったり合ってくれています。そこが着用し続けている一番の理由です。
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ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート XXVのインプレッション
ー現在も最新のマーキュリアルを着用していると聞きました。
MERCURIAL FREAKとして今作のお気に入りポイントを教えてもらえますか?「Zoom Airユニット」が一番のお気に入りポイントです。
僕はFGモデルを履いているのですが、天然芝は他のグランドよりもデコボコしていることが多いので、より「Zoom Airユニット」のクッション性を感じています。
足の負担も少なく、本当に疲れにくいスパイクです。
人工芝では突き上げが強く足の負担が大きくなることがありますが、マーキュリアルはクッション性が非常に優れているので、AGモデルを着用した時も足の負担は気になりませんでした。
アッパーが柔らかいのもお気に入りです。
ナイキは幅が狭いイメージだったのですが、アッパーも柔らかく足馴染みが良いので、一度着用したらマーキュリアルの良さが分かりました。
個人的にマーキュリアルはフォワードのイメージが強かったのですが、最近では、ミッドフィルダー、ディフェンダー、キーパーまで幅広いポジションの選手が着用しているのを見ます。マーキュリアルはもちろんスピードモデルではありますが、万能でとても使いやすいスパイクだと思います。
カラーリングもデザインもかっこいいので、着用するだけで自信を持ってプレーできる気がします。
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サッカーとの関わり
ーマーキュリアルへの愛の深さが伝わりました。
さて、サッカーとの出会いやこれまでの経験についてはどうでしょうか?しっかりとサッカーを始めたのは中学生になってからです。
小学生までは運動も苦手で、友達に誘われて遊びでサッカーをやる程度でしたが、遊びでやっているうちにサッカーに夢中になり、中学でサッカー部に入部しました。
中学の時はなかなか思い描いたようにうまくプレーが出来ず、すごく悔しい思いで練習をしていました。
元々サッカーをやっていた子たちとの差が大きく、中学では公式戦には出られなかったのですが、ひっそり自信を持っていたスピードを伸ばすことに特に絞って練習を繰り返していたのを覚えています。
中学校のサッカー部では悔しい3年間を過ごしたので、高校では「やってやろう」とそれなりに強い意気込みをもってサッカー部に入部したつもりでいましたが、そこでも自分が思うようにプレーすることはできず、周りとの差も埋まらないまま、結局、途中で部活を辞めてしまいました。
ただ、サッカーが好きなことに変わりはなく、部活を辞めたあとも練習は続けていました。
プロを目指す人は違うと思いますが、高校の部活は本気でサッカーに取り組む最終地点のように捉えている方も多いかもしれません。そこを途中で辞めてしまった僕が、今もプレーしているのは改めて考えると少し不思議な感じがします。
中学の時に繰り返し練習したものが今になって花が開いてくれたのか、自分で言うなという感じですが、けっこうスピードモデルのマーキュリアルが板についてきまして、僕のサッカー人生の中で今が一番チームから頼りにされているかもしれません。もうちょっと早く芽が出てくれば良かったですが(笑)
ー充実したサッカー人生を歩み続けていると思いますが、今後の目標はありますか?
まだまだプレイヤーとして上達していきたいということに加えて、やはりサッカーショップKAMOのスタッフとしてプレイヤーの方に最高のサポートを提供することも目標になりました。
お客様の声は現場にいる僕たちが一番多く聞くことができると思っています。商品を提案するだけではなく、もっともっとお客様に寄り添い、お客様が抱えている課題を聞き出し、お客様の悩みを解決できるようなスタッフになりたいと思っています。