第一弾は関東屈指の有名チーム出身の大学生。
彼はなぜナイキ ファントムを購入し続けるのか?本音を聞いてきました。
町田 悠Machida Yu(20)
東洋大学サッカー部 2年
三菱養和SC巣鴨ジュニアユース
三菱養和SCユース
東洋大学
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PHANTOMとの出会い
ー本日はよろしくお願いします。
いきなりですが、町田さんはファントムビジョンが発売された時からずっとファントムを愛用されています。まず最初に、ファントムってどこがそんなに良いの!?というところを、日本有数のPHANTOM FREAKの町田さんにお聞きできますでしょうか。実はファントムビジョンからではなくて、マジスタの時代からナイキのスパイクを履き続けています。中学1年の時に憧れの3年の先輩がマジスタを履いていて、その先輩を真似して他メーカーのスパイクから乗り換えたのが始まりです。
きっかけはそういった身近で上手い先輩への憧れからでしたが、ずっと履き続けているのはやっぱり自分の足に一番合うからです。
僕はスパイクにはかなりこだわる方だと思います。新しいスパイクが出るとまずお店で足入れしてみます。他のメーカーも含めて一通りのスパイクを試したと思います。足入れする時にはテーピングを巻き、中敷を入れて、プレイする状況と同じ状態にします。そういった足入れをして、結局常にファントムを選んでいます。
僕はそんなに飛び抜けて何かが秀でているプレーヤーでは無いのですが、強いてあげるとスピードとフィジカルは平均より少し上かな、と思っています。トップスピードでガンガン動いたり止まったり急激に方向転換したり、相手を背負ってグッと堪えてキープしたりが多いプレースタイルなので、天然皮革のモデルだとどうしてもホールド力が僕には合わないように感じています。
また、足幅について僕は一般的だと思うのですが、その幅もファントムがダントツでピッタリはまります。ファントムのアッパーは硬過ぎず、かと言って形が崩れるほどには柔か過ぎず、ここも抜群に良くて、他のスパイクに変えないポイントになっていると思います。
ボールのコントロール感と蹴り心地についてもすごく気にしていて、とにかく、止める・蹴るをイメージ通りにできることを重視しています。ポジションがFWなので、しっかりとトラップで収めること、強いシュートをコントロールして打つこと、キーパーと1対1になった時に繊細なタッチでひょいっとすくうこと、こういったただ1つのプレーが重要で、それこそ試合を決めてしまうこともあります。そんな場面で絶対に信頼できるスパイクが、僕の場合はファントムです。
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苦難の時期
ー中学から全国的にトップレベルのチームに所属し、今現在に至るまでずっと強度の高い環境でサッカーをされてきて、その間ずっとファントムを着用されてきた町田さんが仰ると非常に説得力があります。
中学時代、確かにチームは強かったんですが、僕は本当にチームの中で一番下手で、ほとんど試合にも出れず、中学1年から中学2年までが僕の今までのサッカー人生の中で最も苦しんだ時期だと思います。
セレクションを受けて入れてもらえたんですが、僕はその頃から平均よりはスピードとフィジカルには恵まれていたので、その部分だけで拾ってもらったと思います。なので、技術についてはとにかく周りとのレベルが違い過ぎて、基礎的なパス&コントロールの練習なんかも嫌で嫌で仕方が無かったです。
練習に行くのも嫌で寝れないくらいに不安に陥ったこともあったんですが、そこは親がポジティブな人だったんで助かった気がします。僕の方から辛いと言って相談するわけでは無いんですが、やっぱり雰囲気で落ち込んでるのは分かるようで、かけてくれる言葉がすごい前向きにさせてくれるもので、それが精神的にすごく助けられました。
あと、やっぱりサッカーが好きというのは誰にも負けない自負がありました。
小学生の時に色々習い事もしたんですが長続きはせず、ゲームも同様にすぐに飽きちゃって、唯一サッカーだけがずっと楽しくて、がんばって続けるとかいう意識は無く、とにかく夢中になってのめり込んでいきました。
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転機の1日
ー中学生という多感な時期に大きな苦難があったんですね。
そんな時期を乗り越えて今現在町田さんは大学の体育会系のサッカー部というレベルの高い環境に身を置いてプレイされています。どのようにしてその苦難を乗り越えたのでしょうか?やっぱり悔しかったんです。パスもトラップもまともにできないし、誰よりも下手だということを受け入れて、その悔しさをバネに練習に打ち込みました。全体の練習が始まる前にひたすら練習しました。そうすると、徐々に徐々にですが、その強度に慣れてきました。
とは言え、中学3年になり最上級生になっても試合には出れていませんでした。
それでも練習の前に練習の準備をしたり、自分で言うのもなんですが、ひたむきにサッカーに向き合っていました。
そんな中、ある試合の前に、急にスタメンとして名前が呼ばれました。
おそらくサッカーの面では期待されていなかったと思います。ひたむきにサッカーに打ち込む姿勢みたいなところを監督が見てくれていたんだと思います。
その試合で自分でも信じられないくらいに活躍できたんです。
1GOAL1ASSIST、内容的にも充実した、僕にとって完璧な試合でした。
その試合以降、3年の後期はクラブユースや関東リーグにスタメンとして出場することができました。あの1日は今も鮮明に記憶に残っています。
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これからの目標
ー町田さんのサッカー人生に心が揺さぶられます。逆境を乗り越えられてきた今、今後どういったサッカー人生を歩んでいかれたいですか?
現在大学2年でもうすぐ3年になるんですが、1年の終わり頃に怪我を患い、2年の間はほぼずっと怪我との戦いでした。また逆境です(笑)。試合にしろ練習にしろチームメイトに本気でやりきっていないと思われるのが一番嫌だったので、それが一番辛かったです。
でも今はもう完全に痛みも無くなったので、3年が勝負の年だと考えています。
今後はプロになりたいです。
技術的にまだまだ足りないことは自覚していますが目指しています。
大迫選手の背負うプレー、ジェイミー・バーディ選手の裏に抜け出るプレーが理想で、それを兼ね備えた選手になることを目標に掲げています。
もちろんとてつもなく難しいことですが、目指さないことには達成できませんし、無理だと周囲が思うくらいのことにチャレンジすることが僕には合っていると思います。
ファントムのコンセプトが”創造性”や”クリエイティビティ”で、見るものをあっと驚かせるような誰も思いつかないプレーで試合をコントロールするプレーヤーのためのシューズ、だと聞きました。
中学1年の時の僕のプレーを知っている人は、僕がプロを目指しているなんて聞いたら笑うかもしれません。でもそんな笑う人をもあっと驚かせて魅了できるプレーヤーになり、プロの世界で活躍したいです。
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プレゼント
ー本日はありがとうございました。日本屈指のPHANTOM FREAKの町田さんにKAMOから、最新のPHANTOM GXをプレゼントさせていただきます。
めちゃくちゃ嬉しいです。着用した感じ、完璧です。
早く蹴りたいので、早速今日から練習で使用させていただきます。あと書き
今回、サッカーショップKAMOのお客様の購買履歴を調査し、何年にも渡ってナイキのファントムを着用し続けてきた、ごく限られたお客様にコンタクトを取ったところ、驚くほど全国屈指の強豪校やクラブチームで活躍されているお客様の割合が多いことが分かりました。
最初のインタビューとなった町田さんも常に謙遜して話されていましたが、中学校時代から現在所属されている体育会系の大学サッカー部まで、ずっと日本のトップレベルでプレーされてきた方。その経験から出てくる言葉は、冷静で誇張が一切無いにも関わらず、熱く、強烈な説得力をもってインタビューしているこちら側の心に突き刺さりました。
少しでもこのインタビューを読んでいただいた皆様に伝われば嬉しいです。
次回のPHANTOM FREAKSも是非ご期待ください。