全国のサッカーショップKAMOのお客様の中から、特に際立ったナイキ ティエンポ愛好家(=TIEMPO FREAKS)の方に直接コンタクトし、サッカー遍歴を聞き出すシリーズ企画。

第一弾は東京都2部リーグ 社会人サッカーチーム所属の大学生。
彼はなぜナイキ ティエンポを購入し続けるのか?本音を聞いてきました。

畠山 航Hatakeyama Wataru(21)

FC COAST ルーテル学院中学校
ルーテル学院高等学校
FC COAST

  • TIEMPOとの出会い

    ー本日はよろしくお願いします。
    畠山さんは長い期間ティテンポを愛用されています。
    ティエンポを履き始めたきっかけや決め手、おすすめのポイントを、TIEMPO FREAKの畠山さんにお聞き出来ますでしょうか。

    小学生の頃は所属していたチームのみんなが天然皮革のスパイクに憧れているところがありました。なので、中学1年生になる時に僕も天然皮革のスパイクが欲しいなと思い購入したのがティエンポでした。それ以来ずっとティエンポを履き続けています。

    僕はキーパーで、西川周作選手(以下、西川選手)が好きなのですが、西川選手がティエンポを履いているので、僕の中でティエンポはゴールキーパーのスパイクというイメージもありました。
    ナイキも好きでデザインがすごくかっこいいことも履き続けている理由です。ちなみに、キーパーグローブもずっとナイキを着用しています。(笑)

    キーパーにとって踏み込みの安定感はすごく重要だと感じています。僕は、試合ではFGソールを使用しているのですが、ティエンポのFGソールは安定しているので、シューズはティエンポ一択だと思っています。

    また、ティエンポはプロやアカデミー、トレーニングシューズがあるので、シーンごとの使い分けが出来ると思います。練習は消耗が激しいので安いモデルを履きたくなると思うのですが、同じ形のスパイクが練習で履けるのは魅力の一つだと思います。実際に、今でも練習ではティエンポのトレーニングシューズを履いています。

    実はティエンポ以外の天然皮革のスパイクを履いた事はあるのですが、キックで踏み込む時に足が安定しなく少し緩いと感じました。
    ティエンポは前足部だけでなくかかともしっかりと安定していると感じます。
    安定している天然皮革のスパイクは限られると個人的に思っていて、それがぼくにとってはティエンポです。


    ーティエンポへの思いが強く、まさにTIEMPO FREAKですね。(笑)
    畠山さんの好きな西川選手とはポジションもスパイクも同じですが、参考にしている部分はありますでしょうか。

    僕自身、西川選手のプレーを見に埼玉スタジアムへは何回も行っていますし、あのキックを見に埼玉スタジアムへ行く方は多いと思います。
    キックであれだけスタジアムを沸かせられるキーパーは、西川選手しかいないと思っているのでプレーや練習を参考にしています。

    プレッシャーのかかる埼玉スタジアムでFWの胸に低い弾道でしっかりとキックして届けられるのは並大抵の技術ではないと思いますし、僕自身も相手DFの背後を狙うプレーを意識して常に狙っています。一発でチャンスになるプレーは観客を沸かせられるプレーだと思うので、これが出来れば自分のプレーの幅も広がります。
    また、ティエンポはアウトサイドまで天然皮革なので、キックの時に足とボールがしっかりインパクトする感覚があって蹴り分けやすいので、ティエンポなら観客を沸かせるプレーが出来ると思っています。

  • サッカー人生と努力

    ーずっとティエンポを履き続けている畠山さんがおっしゃられると非常に説得力があります。
    これまでのサッカーとの関りについてお聞き出来ますでしょうか。

    サッカーを始めたのは小学校2年生の時なのですが、クラスにサッカーをやっている子がいて気づいたらサッカーをやっていた感じでした。(笑)

    僕は全国高等学校サッカー選手権大会(以下、選手権)に出るのが目標だったので、中学校から親元を離れてルーテル学院中学・高等学校(以下、ルーテル学院)に進学しました。
    プロになることも目標の1つでしたが、選手権のピッチに立ちたいという思いと、祖母の出身校であったため勧めてもらえたことも決め手でした。

    ルーテル学院の進学を機により努力をしなくちゃいけないという思いが芽生え、トレーニングに対するモチベーションが高くなり、新人戦のピッチに立つ事が出来ました。

    自分で言うのも少し恥ずかしいのですが、誰よりも練習をしてきた自負があって、常に目標の為に努力をしてきたと思っています。
    練習が終わる午後8時過ぎから1時間程度は毎日自主練習をしていて、周りから「早く帰って」と言われるまで残っていました。(笑)
    若いうちは練習量が特に大事だと思っていたので、努力を努力と感じないことを意識していました。

    僕たちはかなり走るチームだったので、練習でひたすら走る意味があるのかと思っていた時もありましたが、試合になれば体が勝手に動いて自動化されている感覚があって、練習を重ねることによって自分達の基準が上がっていく実感があったので、練習量を増やす事が成長の近道じゃないかと今も思っています。

    プレーだけみたら僕より上手い選手は多くいると思いますが、一個一個の事を継続して努力する事が自分の武器であって、サッカーを続けられた要因だと思います。
    スタメンではないと分かった時もすぐに気持ちを切り替え、次の試合に出る為に何をすればいいかを意識して、味方に声をかけたりしていました。
    ただ、僕は選手権のピッチには立てなかったので、そこに対して悔しさは今でもあります。

  • これからの目標

    ー挫けず努力をする事、前向きな気持ちや目標を作る事は誰でも出来る事ではないですし、その重要性を改めて感じました。
    これからの目標をお聞き出来ますでしょうか。

    県大会に優勝して選手権には出場出来たのですが、僕の力では無いと思っていますし、これまで自分の力で何かを掴み取った事が無いとも感じています。
    選手権のピッチに立てず、観客がいる中でプレー出来なかった悔しさも味わったので、観客が見ている中で優勝したい、自分のプレーで貢献したいという目標がありますし、そのために努力を続けています。

    もちろん小さい時からプロになりたかったですし、今でもなりたいと思っていますが、正直現実はそう甘くないなというのは感じています。

    プロになるためには、自分が誰にも負けない武器を作らなくてはいけないと思っているので、キックの練習は毎日続けていますし、それと同時にキーパーとして弱点を無くさないといけないと思っています。
    僕のように身長が高くないキーパーはハイボールが処理出来なければずっとハイボールを狙われますし、シュートを止められなければずっとシュートを打たれ続けて失点をしてしまい、結局試合にも出られない、練習の成果を出す場面が無いという事に繋がってしまうと思います。
    今は自分の弱点を無くしつつストロングポイントを作る事が、一番の目標です。

  • チャンスに変える力

    ープレーヤーの方は非常に参考になると思います。
    気持ちの切り替えや常に前向きでいられる事は簡単な事ではないと思いますが、畠山さんは非常にメンタルコントロールがうまいと感じました。

    僕も最初から上手く出来ていたわけではなく、中学生の時はイライラしていた記憶もありますが、高校生になってからは心も成長して気持ちの切り替えや前向きな意識を持てるようになったのかなと思います。

    高校3年の4月にコロナウイルスの発生によって緊急事態宣言がでてしまったので、僕も九州から1か月ぐらい東京に帰って自宅学習のような形になりましたが、その時も出来る事を見つけてやるべきだと思っていたので、気持ちの切り替えは非常に重要だと思います。同級生や後輩もすごく良いキーパーだったので、新人戦後は試合に出られなくなっていた中で、1か月チームから離れてしまうととらえるのではなく、逆に1か月成長する機会をもらえたと前向きにとらえました。

    自分のプレーが向上できる、成長出来ていると感じられるトレーニングは好きなので、その期間も自分が成長する為に毎日サッカーの事を考えてトレーニングをすることを意識していました。

    ルーテル学院で選手権に出て東京に戻ってプレーするという目標を描いていたので、コロナでインターハイが中止になった時も、次は選手権に向けて頑張ろうとすぐに気持ちの切り替えが出来て、モチベーションも切れずにサッカーを続けられました。
    でも、正直そう思わなくてはやっていられないという気持ちもありました。(笑)

    高校3年生の時には、大学サッカーで大学への進学を希望していたのですが、なかなか決まらず、もうサッカーは続けなくてもいいかなと思った時期もありました。一概には言えないのですが、漠然とサッカーを続けるのではなく、目標を見つけたうえでサッカーを続ける理由みたいなものを見いだす事が出来れば、サッカーに対する高いモチベーションを持ち続ける事が出来るのではないかと思います。

  • サッカーショップKAMOを利用したきっかけ

    ーいろいろな経験をしてきた畠山さんだからこそのお話しであり、多くのサッカープレーヤーも共感していただけると思います。
    継続してサッカーショップKAMOをご利用いただいておりますが、理由などをお聞きできますでしょうか。

    中学2年生の時、ティエンポFGを買うために新宿店に行ったのが最初だったと思います。
    当時、ティエンポFGを扱っているお店がなかなかなくて探していた時に、父がサッカーショップKAMOに行ってみるかと言ってくれたのがきっかけです。
    帰省のタイミングでなんでも買ってもらえるような時だったので、それなら行きますという感じだったのを覚えています。(笑)

    そのあとは何度も一人で買い物に行っているのですが、スタッフの方もすごく丁寧に接してくれますし、選手権に出場した時にSGを買おうと思った時には、スタッフの方がSGとグローブを用意してくれて、それを購入出来た事で選手権に挑めたと思っています。
    そういった面でも一人一人に寄り添ってくださっているなというのはすごく感じています。
    素晴らしいお店だと思うので、これからも変わらずに続けてほしいと思います。

  • 自分を振り返る機会

    ー嬉しいお言葉ありがとうございます。
    TIEMPO FREAKS初回からとても良いお客様に巡り合えて、非常に嬉しく思います。
    最後になるのですが、TIEMPO FREAKSの率直な感想や伝えたい事などをお聞きできますでしょうか。

    単純にびっくりしました。僕はすごい経歴があるわけではないと思っているので、本当に僕にインタビューするのかなと思いました。
    初めての経験でしたが素直に自分のキャリアを振り返る良い機会になりました。

    今大学3年生なのですが、広く今後の事を考えている中で現状を把握するためにも積極的に色々な経験をする事が良いと思っています。

    目標はプロサッカー選手ですが、サッカーのことを考えているだけだと視野が狭くなってしまうと思いますので、インターンや就職活動、資格の勉強を通して自分の可能性を広げ、サッカーが出来なくなった時にも自分の価値を見出せる活動を大事にしていきたいです。その中で今後もサッカーに携われていけたらいいなと思います。

  • プレゼント ~インプレッション~

    ー本日はありがとうございました。TIEMPO FREAKの畠山さんにサッカーショップKAMOから、最新のTIEMPO LEGEND 10をプレゼントさせていただきます。

    (履いた瞬間)すごくいいです!
    タイトになって足にすごくフィットするようになっていると思います。
    天然皮革ではないですがアッパーがすごく柔らかいので、本当に皮じゃないの?という感じです。
    以前のティエンポと比較してもまったく違和感無く、すごく履きやすいですし軽く感じます。
    天然皮革だと最初は甲のあたりに少し隙間がある感覚だったのですが、ティエンポ10は本当に足にぴったりとフィットしている印象です。
    インサイドのマイクロドットもボールタッチがしやすそうですし、屈曲もしやすいです。

    あとがき

    今回のTIEMPO FREAKSはサッカーショップKAMOでナイキのティエンポをご購入いただいた、ごく限られたお客様にコンタクトを取ったところ、ティエンポのみを長い期間にわたって着用し続けてきたお客様の割合が多いことが分かりました。

    最初のインタビューとなった畠山さんは常に目標に向かって努力をし続け、中学生から親元を離れて選手権にも出場された方。サッカーに真摯に向き合っていたからこそ紡ぎだされる言葉は非常に説得力があり、インタビューしているこちら側もサッカーの素晴らしさを再認識いたしました。
    少しでもこのインタビューを読んでいただいた皆様に伝われば嬉しいです。

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